私の過去・・・

好きな人に愛される女性に生まれ変わりたい！

その思いで、私は学校で一番仲の良かった友達にだけ話して、相談に乗ってもらったのです。

その子は私の話を快く聞いてくれて、応援してくれました。

おかげで私は少しずつ勇気を持てるようになり、
バレンタインに告白しようと決意しました。

そして当日、私は彼を誘って、待ち合わせの場所で１人待っていました。

しかし彼は待ち合わせの時間になっても一向に来ませんでした。

私は不安になって彼を迎えにいきました。

･･････すると、そこには

私が相談した親友が彼と一緒にいるのです。

彼女は私の好きな彼にチョコを渡していました。
そしてなんと、そのままキスをしたのです。
私はその場に立ち尽くして、ただその様子を見ることしかできませんでした。

そうです。

私が相談したその親友が彼と付き合ってしまったのです。

それだけでは済みませんでした。
私はその場で、生涯忘れる事のない言葉を聞いてしまったのです。
彼女:「ねえ、知ってた？実はひろみも○○の事好きなんだよね･･･私、相談されてたんだ」

彼:「うん、なんとなく気づいてた。でも俺あいつは無理だよ。だってあいつブスじゃん」

この言葉で私は、完全に女としての自信を失ってしまいした。
それもそのはず、だってその親友は私とは正反対で
顔もスタイルもすごく可愛いんですから･･･。
 

それからというもの、私は男の人との出会いを避けるようになりました。
少女マンガの世界に現実逃避をして、自分の惨めな日常を見ないようにしていました。

そんな生活が約３年間続きました。
今考えれば、ただのネクラですよね･･･（笑）